凄腕コラム

必殺穴職人
小宮栄一 

 中山11RのAJC杯は昨年、準オープンを勝ったばかりのマツリダゴッホが優勝。「勢い」が「格」を制した典型的な例だ。今年、このパターンに当てはまるのがブラックアルタイル。前走のクリスマスCはハイペースというのに、4コーナーを待たずに先頭。そのまま押し切ってしまう横綱相撲。以前の詰めの甘さがウソのように消えた。強さは本物。重賞初挑戦でも、未知の魅力いっぱいだ。

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