3歳牡馬のクラシック戦線はなかなか「核」が見えてこない。京都11Rは新星誕生に期待しよう。ナムラクレセントは未勝利を勝ったばかりだが、デビュー2戦目で一変した。前半は後方でじっくり構え、勝負どころから大外を回って豪快に差し切った。ラスト3ハロン35秒3は、スローに落として逃げ込みを図った2着馬を2秒も上回った。この息の長い末脚は京都の外回りでさらに威力を発揮する。