凄腕コラム

哲学書
高柳哲人 

 今日は、いつもよりちょっと早めの東京8R・3歳上500万戦。春はあと一歩のところでクラシック戦線に乗ることができなかったシングンリターンズの飛躍に期待したいと思います。  父シングンオペラの産駒は、JRAでこの馬ただ1頭。それだけに、父も管理した高市調教師の思い入れはハンパではありません。「マイナー血統が活躍すると、競馬はますます面白くなるだろうからね」と話していましたが、その言葉が口から出てくるのも、この馬の力を信じているからこそです。  トレーナーが「追わせるタイプなので、地方出身のジョッキーが合っていると思う」という同馬ですが、今回の鞍上は、共同通信杯で4着に入った時の柴山。コンビが復活するのも頼もしい限りです。 ◎14○13▲4★12△8、9、11

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