凄腕コラム

必殺穴職人
小宮栄一 

 開幕週の東京は例年通り、芝は高速決着。スピードが優先されるのはいうまでもないが、同時に瞬発力も大きな武器になる。それなら11Rの毎日王冠は、オースミグラスワンだ。直線で鮮やかに弐け出して快勝した前走の新潟大賞典は、ラスト3ハロン31秒9の究極の末脚。コーナーがある競馬場では一番速い上がりタイムといわれている。この切れ味にかけてみたい。単勝だ。

(C)2007  JRDB